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SUMMARY

協会概要

代表挨拶

MESSAGE

葬儀業界の価値向上と、
次世代育成を目指す。

このたび、「一般社団法人全国葬技協会」を設立する運びとなりました。これもひとえに、皆さまのご支援とご理解の賜物であり、心より感謝申し上げます。この協会へ興味、関心を持って頂いた方へ伝えたいことがあります。長くなりますが最後までお付き合いください。

日本の葬儀文化は、長い歴史の中でその形式や内容を変えつつも、人々の心の拠り所として大切にされてきました。しかし、現代社会においては、時代の変化に伴い葬儀の在り方も多様化し、その本来の意義や目的が葬儀社、顧客双方に見失われることも少なくありません。

私たちは、このような状況に対して、顧客が求める葬儀の本質的な価値を再確認し、次世代に伝えていくべき価値ある新たな時代のサービスを創造し、人財を育てていくことが持続的な事業継続ために、一番取り組まなければいけないと確信し、この協会を立ち上げました。

当協会では、「人」を大切にする葬儀の本質的価値を伝承していくことを目的としながらも皆様と実現したい価値が3つあります。

1つ目は当協会がプラットフォームになることです。いいサービス、いい会社、いい人財をそれぞれには、必ず基本の型があります。この型を個々で作り上げ、浸透させることは簡単ではありません。「小さい会社だから」「資金がないから」「人が不足しているから」などの理由で諦めていたことも多くあるのではないでしょうか?
我々は、個々では得られない価値をこの協会に集う会社と創造し、独自のサービスを築きあげたいと思っています。地域の慣習や葬儀のあり方を尊重しながら顧客に対して、独りよがりではなく、社員・地域社会・取引先(業界)・顧客・経営者の五方よしになる取り組みをしてまいります。

2つ目は当協会が葬儀サービスの品質やいい会社づくりといった、「内容」「質」に多く言及するありそうでなかった組織であるということです。売上、利益、件数など「定量」での問題を解決するサービスや組織は今までにも多くあります。我々は「顧客満足度の向上」「社員の働きがい」「葬儀社のキャリアアップ」「人財育成」など現場での数値で測りづらい、個別な問題に対して解決策を現場と密着し一緒に考えます。数値で測りづらいことは多岐にわたります。当協会ではいかなるサービスを社会全体に提供するために、「教える人」を育てます。良い葬儀サービスを社会全体で推進する、人に教える力を「葬技力」と定義しています。各社の葬技力を高め、社員の皆様がそれぞれの地域で「星」のように輝き活躍する姿を多く実現したいと思っています。

3つ目は加盟葬儀社との固いパートナーシップです。当協会は「日本一葬儀品質やいい会社づくりについて研究、勉強する組織」を目指しています。これには各社の能動的な取り組みが欠かせません。能動的な取り組みとは、環境変化への対応です。どんどんやり方をブラッシュアップしていきます。当協会と加盟葬儀社との双方の利益やメリットを実現しなければパートナーシップは生まれません。我々は、変化することをやめないことによってそれを実現して参ります。

最後になりますが、下記のような方に参加頂きたいと考えています。
◎打つ手がなく、業績や社員のモチベーションが下がっている。
◎人が育成できない、定着しない。
◎いい葬儀をお客様に提供したいが方法が分からない。
◎そもそもいい葬儀って何?
◎社員にやりがいを持って働き続けて欲しい。

これからも皆さまのご理解とご支援を賜りながら、日本の葬儀業界の未来を切り拓いてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

一般社団法人全国葬技協会 代表理事 荒井貴大